
斉藤健一(さいけん)
受験生Q&A!〜誘惑に負けない方法?[前編]〜
こんにちは!OPETSハイスクール代表の斉藤です。
今日は生徒さんから受けたこんな質問にここでお答えしていきたいと思います。
Q, 誘惑に負けてしまい勉強ができないことが多いのですが、どうすればいいでしょうか?
これ、どうアドバイスしますか?
僕も元来誘惑に弱い人間です。
それでもだいぶ克服することができました。
今回は少し自己啓発的な話になりますが、
「誘惑に負けない方法」を徹底的に言語化してみたので、是非ご参考にして下さい!
<あなたが誘惑に負けてしまう原因は「決断疲れ」では!?>
まず、誘惑に負けるパターンはいくつもあると思います。
・そもそも目標もなく頑張る気が起きない
・ちょうどネガティブモードに入っている時期
・目の前にあるものがあまりにも魅力的過ぎて思考停止になった
などなど。
しかし今回僕が話したい「誘惑負けパターン」は、
「今日こそ勉強する!」と思って朝を迎えたのに、結局放課後友だちに誘われるまま遊びに行ってしまって、「今日は仕方ない、明日頑張ろう・・・」をループしてる
ような、敗北パターンの話です。
これは「決断疲れによる敗北」の典型的なパターンだと思います。
コロンビア大学のある研究によると、
僕たちは1日に平均70回以上決断を下しているらしいです。
朝着ていく洋服の決断、
ご飯何を食べようかの決断、
授業に出ようかという決断・・・
そしてどうやら、決断しなければならないことが多ければ多いほど、
適切な判断が下せなくなっていくようです。
これを「決断疲れ」といいます。
例えばスーパーのレジのところによくガムなどが置いてありますが、
あれは「決断疲れ」の消費者に「いいや、買っちゃえ」と思わせる目的です。
スーパーを一周すると「決断疲れ」をしますよね。
選択肢が多いからです。
そうすると判断力が鈍り、今必要としないものでもつい買ってしまうのです!
朝は、「今夜は英語の勉強するぞ」と意気込んで家を出ても、
いざ家から帰ってくるとついゲームに走っちゃう人は、
外でたくさん決断をしていて、正しい判断力が鈍っているからかもしれません。
では、これを避けるためにはどうすればいいでしょうか?
これは4年前くらいにたどりついた僕のオリジナルの考えですが、次の3つの対策で
決断疲れはある程度防ぐことができると思っています。
対策① 習慣化
まずは一つ目、「習慣化」です。
「考える前に行動」する仕組みを整えて習慣化すれば、決断疲れが減っていきます!
みなさんは、「無意識にやっているもの」というものを
いくつもっていますか?
例えば、
「お風呂からあがったら歯磨きをする」
「脱いだ靴は揃える」
「茶碗を洗ったらその後は風呂掃除をする」
「やるかやらないか」を決めるのが「決断」という行為ですから、
「やらない」(もしくは「やる」)という選択肢を最初からなくしてしまえばいいのです。
いちいち、
歯磨きしようかな、今日はやめようかな、
靴揃えようかな、やめようかな、
風呂掃除しようかな、どうしようかな
とか決断しているから決断疲れになるのです。
たくさんのことを習慣化しましょう!
習慣化のコツは、「今すでにある習慣に紐づけること」らしいので、
例えばお風呂から上がってすぐ歯磨きをする習慣がある人は、
「歯磨きしながら英単語」や「歯磨きの後は読書」とかにするといいですね!
え、「それが簡単にできたら苦労はしない」ですか?
もちろん。
簡単にできるとは思っていません!!
そもそも「決断疲れ」をしている人は、
「判断力が鈍る」→「続かない」→「習慣化できない」→「元の生活に戻る」→「毎日決断疲れになる」→「判断力が鈍る」
という負のループをぐるぐるぐる(/_;)
そんな人はどうすれば...!?
対策②多忙化
と、このまま続きを書きたいところですが少々長くなってしまうので...次週!習慣化が苦手な人にもオススメの、誘惑に負けないための対策、のこり2つをお届けしますね。
それではまた来週!